こんにちは。
玉川聖学院中学校・高等学校にお邪魔してきました。
東急東横線自由が丘駅から徒歩7分ほどのところにある女子校で、中学校・高等学校とも募集をしている学校です。
反応が分かれるかもしれませんが、キリスト教色が豊かな学校で、中学生の間は、地元の教会の日曜学校の出席が義務付けられています。
教会は地域ごとに学校から紹介されるそうですが、日吉の地域の教会はなかなか過ごしやすかったと、卒業生からうかがっています。
学力を重点的に伸ばすことを重視するよりも、人間教育を重視する学校です。
進学実績はまずまずなのですが、それ以上に、高校1・2年生時の科目に総合人間学という必修科目があるのは、とても大きな特徴ですね。
正解がある問ではなく、非常に哲学的な命題―たとえば「人間とは」といった内容を、グループで、あるいは個人で考えるような授業です。
とかく、ただ一つの正解を導き出すことに重きが置かれる世の中ではありますが、こうした、思考そのものを重視するのはスバ来意ことであると感じました。
また、タブレットを用いたICT教育も盛んで、タブレットの有効活用は元より、タブレット使用により予想されうる問題―LINEの使用やアプリのダウンロード、サイトの無制限な閲覧などの対応も、しっかりと対策が練れています。
その対策ぶりが注目を集めていて、学校によるタブレット利用のモデルケースとして紹介されることもあるそうです。
なかなか面白い学校だと思います。
道路を挟んで反対側にも施設があります。