鶴見大学附属中学校・高等学校

こんにちは。
鶴見大学附属中学校・高等学校にお邪魔してきました。

JR鶴見駅最大級の名所と言えば、やはり曹洞宗の古刹、総持寺ですが、その総持寺が通学路になっています。
学校自体は、決して大規模ではありませんが、小規模校としての面倒見の良さにはあふれていそうです。
何よりも、環境はいいですね。

宗教と教育を結びつける事には、懐疑的な方もいらっしゃるとは思いますが、押し付けでなければ、道徳的な観点など見習う点もあるのではないかと、個人的には感じています。
そういう意味で、鶴見大学附属中学校・高等学校は、「禅」の教えを上手に取り入れているのではないかと感じました。

また、通常の授業では「ホームベース制」を取り入れているのも、こちらの特徴の一つですね。
「ホームベース制」とは、イメージすると全科目が移動教室になっているような感じですね。
拠点となるホームルームでは基本的に授業が行われず、各教科ごとの教室に移動して授業を受けるという形式です。
カリタス女子中学校・高等学校もこうしたシステムを利用していましたが、時間を見て移動しないと遅れてしまうため、自主的に授業に向かう姿勢が身に付くという利点があったそうです。

部活動はまずまず充実しています。
近隣にある鶴見大学の施設も使っている部活動もあるようで、設備はいいですね。

気になる進学ですが、「附属」と名が付いているとはいえ、鶴見大学への進学者は少ないです。
全体の一割もいないですね。
あとは他大受験です。
近年増えてきている、「進学校型付属校」ですね。

今回は初めてのお邪魔でしたが、なかなか興味深い学校だと感じました。

総持寺を抜けて、正門から入るとこんな感じです。
広い芝生がいいですね。