日本工業大学駒場中学校・高等学校

こんにちは。
日本工業大学駒場中学校・高等学校にお邪魔してきました。
場所は、京王井の頭線「駒場東大前」駅より徒歩5分ほどです。
渋谷駅での井の頭線の乗り換えは、以前はJR山手線を越えていかなくてはならず、登ったり下りたりを繰り返していて、非常に面倒でしたが、東急東横線が地下に潜ったおかげで、歩く距離は少し増えたものの、上下の移動がなくなり、少し楽になったような気がします。

さて、もともとは日本工業大学という理系大学の付属として、高校では工業科が特に充実していた学校でしたが、普通科重視へとシフトし始め、新年度の募集では普通科の人数を増やしていくそうです。
中学入試の方では普通科のみですので、工業高校としての色合いはどんどん薄れていきそうです。
ただ、やはり「工業」のイメージが強いのでしょう、女子の人数が少ない傾向にあります。
そういう意味では女子は優遇されるので、女子にもおすすめかも知れません。

理系大学の付属ということで、理科系の設備は整っていますが、特に目を引くのが下記二枚目の写真にあるレールです。
これは、小さなSLのためのレールで、実際に石炭を焚いて走るそうです。
文化祭では、後ろに小さな客車を付けて、子どもを乗せて走っているようです。
さすが「工業」といったところですね。

進学実績も右肩上がりです。
中学・高校とも、現時点では中堅校よりやや易しめの位置づけですので、「お買い得」な学校であると言えます。