国語学習において大事なこと③

ご無沙汰しております。
国語学習において大事なこと③として、音読について今回は述べたいと思います。

小学校の国語の授業などで音読は行われますが、私個人としてはまだまだ足りないのではないかと感じています。
できれば、最低週に3回は同じ文章を音読してほしいと思います。それも自宅学習の範囲内で行うべきでしょう。
学校や塾の授業ではどうしても一文ずつ順番に読む形式になるので、一人で全体を見通すことが難しくなりますし、読めなかった漢字なども、自分が読む担当でなければ、それほどしっかりとは確認しないままになるでしょう。
ですが、自宅学習において、本文全体を一人で読むことになると、わからない言葉や読めない漢字とも向き合わなくてはならなくなります。必然的に語彙の増加にもつながります。
何より、声に出して読んでいると、繰り返し出てくる言葉、すなわちキーワードにも敏感になります。そのことも、本文の理解を助けます。

本を読むことが苦手であっても、音読をすることで読む速度も徐々についてきます。
音読は「読む」というインプットと「声に出す」というアウトプットを同時にできる、素晴らしい学習法であるといえます。

ぜひご自宅での学習に取り入れてください。

次回は、上記内容にも出ました、「キーワード」についてです。